「マーケティングが大事って聞くけど何から始めたら良いの」
「分厚い本とか読まないとだめなんでしょ?」
マーケティングで世界的に有名なのはコトラーが書いたマーケティング3.0からのシリーズがありますが、さすがに分厚すぎて読めん!
新しいことを始める際に挫折はしたくないものですよね。
初めの第一歩はとっかかりやすいものからいきましょ。
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」 著者:森岡 毅
みんな大好きUSJの本です。
USJをマーケテイングに基づいて変革していった流れがこの本には書かれています。
いかにマーケティングが重要か良くわかりますのでこれから学ぶモチベーションもアップできます。
早速見ていきましょう!!
日本人こそマーケティングを学ぶべし!
マーケティングという考え方は元々アメリカで生まれた考え方です。
自由の国アメリカ。競争も自由です。どんなに良い物でも売れなければ意味をなしません。
売るための思考法。それがマーケティングなのです。
では、日本はどうでしょうか。
流通の規制や終身雇用による年功序列といった考え方が浸透しており、良い物さえ作れればあとは売れるような状態でした。
自由競争というよりは技術競争ですね。
技術さえあれば売れるので市場の調査などのマーケティングスキルはほぼ必要なかったのです。
しかし、最近は日本もアメリカも関係なく世界と競争していかなくてはなりません。
競争に負ける=倒産する、職が無くなります。
勝つためにマーケティングスキルを学ばなくてはならないのです!
ここでマーケティングを学んでおけば、日本の中で考えれば一歩リードなんです。
今すぐ使えるマーケティングスキル3選
そうはいってもどこからやればいいの?
と思われると思います。
ここでは本書に載っているマーケティングスキルを紹介していきますので、ぜひ活用してみましょう!
マーケティングスキルは実践してこそです。読んだら即取り入れてみましょ!
5C分析
Company(自社の理解)、Consumer(消費者の理解)、Cusutomer(流通など中間顧客の理解)、Competitor(競合する他社の理解)、Community(ビジネスをとりまく地域社会の理解)です。それぞれの頭文字のCをとって5C分析と呼びます。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
ここではConsumer(消費者の理解)について見ていきます。
消費者理解は大きく分けて二つです。
数値データを用いた量的な理解と消費者心理に注目した質的な理解です。
量的な理解では消費者のニーズを見える化できるので方向性が分かります。
そして質的な理解では得られたニーズをもとに、深層心理ではどんなことを思ってニーズが生まれているのかを見つけていくことが重要となります。
量的な理解→質的な理解の順番が大事になりますね。
どちらが欠けても消費者の理解にはたどり着けないので、量から質の流れを意識してみましょう。
パーチェスサイクル
購入頻度を上げていくことです。
この威力は絶大です。
新たに集客しなくても、既存客だけで売り上げが2倍、3倍となることもあります。
頻度を上げるということは購入サイクルを早くするということです。
例えばスターバックスのフラペチーノなんかもそうですね。
毎月のように新しい味が出てきます。
スタバファンは新味がでると思わず行きたくなりますよね?
それが購入サイクルを早くするテクニックになっているんです。
新味が3ヶ月に1回だったら・・・新味を求めて来店するのは年に4回
新味が1ヶ月に1回だったら・・・新味を求めて来店するのは年に12回
これだけで3倍ですよ!!!
来店サイクルを増やすだけで売り上げがあっという間に3倍になります。
効果絶大・・・!
マーケティングミックス
製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つのことを言います。
頭文字をとって4Pとも言われます。
それぞれのPに対応する目的をまとめてみました
- 製品(Product):顧客に提供するものを決める
- 価格(Price):ポジションに適した価格を決める
- 流通(Place):顧客へのアクセス方法を決める
- プロモーション(Promotion):顧客への情報提供方法を決める
一言で表すのであれば、どうやって売るのか”具体的に”決めるというのがマーケティングミックスを使うメリットになります。
なんとなく売れそう。。。とりあえず売るか!
ではなく、意図を持って、戦略を立てて売っていく道筋がマーケティングミックスなのです。
マーケティングで売れる流れを作る!!
マーケティングを実践していくことで売れる流れを能動的に作っていくことができます。
本書を引用すると
マーケティングの本質とは「売れる仕組みを作ること」です。どうやって売れるようにするのかと言うと、消費者と商品の接点を制する(コントロールする)ことで売れるようにするのです。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
ということで、いかに商品との接点を作って売っていくかというのがマーケティングになります。
この本質はUSJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 を
読むことでUSJという馴染みある具体例を通して理解することができます。
マーケティングの第一歩はここから初めてみましょう!
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